三字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
五十音検索や漢字検索機能に加え、キーワード検索にも対応。
お探しの三字熟語を素早く見つけることが可能です。
現在507件の三字熟語を紹介しています。
- いちもくさん 一目散 ひたすらに、わき目もふらずに無我夢中で走るさま。 周囲を気にせず、脇目も振らずに全力で走る様子を指す。 何かから逃げ...
- ふかけつ 不可欠 ある物事を成立させるために、絶対に欠かすことができないことを意味する。 何かにとって「必要不可欠な存在」「不可欠な条...
- ぶきよう 不器用 物事を手際よくこなす能力が乏しいこと、または要領よく立ち回るのが苦手な性格や様子を指す言葉である。 主に手作業や技術...
- やまとだましい 大和魂 日本人固有の精神や気質を表す言葉であり、特に忠義・誠・忍耐・礼節・自己犠牲といった徳目を重んじる心を指す。 平安時代...
- あくしゅみ 悪趣味 下品で卑猥な品のない趣味のこと。 他人が不快に感じるような趣味や嗜好のこと。 また、道徳に反していることや人の嫌がる...
- ごじつだん 後日談 ある出来事や物語、本編の終了後に起こったこと、または語られる続きの話を指す言葉である。 主に物語・事件・人生経験など...
- きちすう 既知数 すでに値(数値)がわかっている数、あるいはあらかじめ与えられている定数を指す数学用語である。 特に方程式や数式の中で...
- みみがくもん 耳学問 自分で本を読んだり、実地に学んだりしたわけではなく、他人の話を聞いただけで得た知識のことを指す。 実際の経験や体系的...
- せいこうほう 正攻法 奇策や裏技を用いず、正面から堂々と真正面に立ち向かうやり方を指す言葉である。 戦術・戦略の語源を持ち、軍事や勝負事な...
- にまいめ 二枚目 もともとは歌舞伎の番付における役者の配列に由来する言葉で、二番目の札(=二枚目)に美男の若衆役を務める役者が記載され...
- おうじょうぎわ 往生際 元々仏教用語で「往生(死後に極楽浄土へ行くこと)」の間際、すなわち「死に際」「臨終の時」を意味する言葉である。 しか...
- おだぶつ 御陀仏 本来は「阿弥陀仏あみだぶつ」に「御お」をつけて丁寧に言ったものであり、仏に対する敬称である。 「阿弥陀仏」は浄土宗・...
- どがいし 度外視 考慮の対象から完全に外すこと、無視することを意味する言葉である。 「度」は「程度」や「配慮」、「外視」は「目を向けな...
- はれんち 破廉恥 人として守るべき道徳や社会的規範を恥じることなく破ること、またはそうした行為を平然と行うことを意味する。 恥を知るべ...
- かげむしゃ 影武者 主君や重要人物に万一の事があった場合に備え、その人物の姿形や服装などをまねて代役を務める者のことを指す。 特に戦国時...
- やぶさめ 流鏑馬 馬を走らせながら弓で的を射る日本の伝統的な武芸で、鎌倉時代に源頼朝が武士の訓練として奨励したことでも知られる。 現在...
- しゃようぞく 斜陽族 かつて隆盛を誇った旧華族・名家・資産家などが、社会の変化や時代の流れとともに没落していく階層やその人々を指す言葉であ...
- どたんば 土壇場 物事が最終的に決まる直前の、絶体絶命の場面や差し迫った状況を指す言葉である。 元々は、江戸時代に処刑を行うために土を...
- だんまつま 断末魔 本来、仏教用語で「臨終の苦しみ」のことを指し、「断末魔の苦しみ」という言い回しで使われていた。 語源は「命の末が断た...
- たしゅみ 多趣味 複数の趣味を持っており、さまざまな分野に興味を持って取り組んでいることを意味する。 芸術、スポーツ、音楽、料理、アウ...
- てんのうざん 天王山 京都府大山崎町にある実在の山の名称であり、歴史的には1582年、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と明智光秀が戦った「山崎の戦...
- やくびょうがみ 疫病神 疫病(伝染病)をもたらすと信じられていた神のことで、本来は災厄を象徴する存在である。 転じて、現代では「関わると不幸...
- せんかくしゃ 先覚者 先覚者とは、ある分野や時代において、他の人々に先んじて物事の本質や重要性に気づき、道を切り開いた人物を指す。 特に思...
- おひゃくど 御百度 神仏に祈願する際に、神社や寺の本殿・本堂と門前などを百回往復して願い事の成就を祈る行為、すなわち「百度参りひゃくどま...
- りょうざんぱく 梁山泊 中国の古典小説『水滸伝』に登場する、山東省の梁山にあったとされる水軍の根拠地の名称である。 もともとは盗賊や反乱者た...
- おはこ 十八番 得意とする芸や技、特に歌や演技などの演目を指す語である。 「おはこ」と読まれることが一般的で、誰かの得意芸・特技・決...
- ちょうたいそく 長大息 大きく長いため息をつくこと、またはその様子を表す語。 失望・落胆・疲労・嘆息・安堵など、深い感情の吐露としての長いた...
- ひょうろくだま 表六玉 もともと博打に用いられる「サイコロ(玉)」において、「表六」とは常に六の目が出るよう細工された不正な賽子を意味し、「...
- ろうきゅうか 老朽化 建物や設備、機械などが長年使用された結果、機能や構造が古くなり、劣化や性能低下が進行することを指す語である。 「老朽...
- ていちごう 手一合 両手ですくった程度の、わずかな量の米を指す言葉である。 具体的には、おおよそ一合(約0.18リットル)程度とされる。...
- ばんぐせつ 万愚節 4月1日の「エイプリルフール」を指す言葉である。 西洋由来の風習で、この日は冗談や軽い嘘をついてもよいとされ、人をか...
- おぼこ 未通女 主に江戸時代以降に使われていた言葉で、「まだ異性と関係を持ったことのない若い女性」、すなわち処女・純潔な娘を意味する...
- ふところぐあい 懐具合 金銭の持ち合わせや経済的な状況を表す語である。 もともと「懐ふところ」は着物の胸元にある袋のことで、そこに金品を入れ...
- さおとめ 早乙女 本来は田植えの際に早苗を植える若い女性のことを指す語である。 古くからの農村社会において、田植えは一種の祭礼的な意味...
- ごはさん 御破算 一度決まった物事、取り決め、計画、交渉、商談などをすべて白紙に戻すこと、または無かったことにすることである。 本来の...
- やそうきょく 夜想曲 英語の "nocturne(ノクターン)" を漢訳・意訳した語で、夜の静けさや情緒を表現した楽曲を指す。 特にピアノ...
- たまむしいろ 玉虫色 本来は、昆虫の玉虫の羽のように、光の加減や角度によって色が変化して見える色を指す。 美しい光沢を持つ多彩な色合いとい...
- ふかかい 不可解 物事の内容や意味、原因、意図などが理解しにくいこと、または全く理解できないことを意味する。 「解」は「理解すること」...
- ぶっちょうづら 仏頂面 機嫌が悪そうな顔つきや不満げでむっつりとした表情を指す言葉である。 周囲に対して不快感や無愛想さを示す顔つきのこと。...
- ぜんもんどう 禅問答 禅宗の修行の一環として、師匠(師僧)と弟子が交わす言葉による問い答えの形式である。 通常の論理的な会話とは異なり、論...
- ふうばぎゅう 風馬牛 「風と馬と牛」の三つを組み合わせた語で、「全く関係がないこと」「無関係であること」を表す熟語である。 中国・戦国時代...
- へこおび 兵児帯 柔らかく伸縮性のある布で作られた帯の一種である。 元は薩摩藩の下級武士(兵児)が日常的に用いた帯であったことからその...
- にとうりゅう 二刀流 武道、とくに剣術において、両手に一本ずつ刀を持って戦う技法のことを指す。 日本では宮本武蔵がこの技法を大成したことで...
- おもてかんばん 表看板 商店・企業・興行団体などの外側に掲げられた看板のことを本来意味するが、比喩的には「団体や組織の顔」「表向きの代表者」...
- ぶっぽうそう 仏法僧 「仏(仏陀)」「法(仏の教え)」「僧(それを実践・伝える僧侶)」の三つをまとめた仏教の基本的な三宝さんぼうを意味する...
- あしゅら 阿修羅 アスラ、インド神話において不思議な力を持っていて、後に戦闘を好んでインドラと戦う悪神、鬼神とされた神々。 仏教におい...
- むていけん 無定見 自分自身のはっきりとした意見や方針、信念を持っていないことを指す。 状況や相手に応じて考えや態度が変わりやすく、芯の...
- うじすじょう 氏素性 家柄や血筋のこと。 氏は家柄などのことで、素性とは経歴や身元という意味である。 その人の家柄や素性、つまり生まれや血...
- りょうきょくたん 両極端 物事の性質や状態が、正反対の二つの極に大きく分かれていることを指す語である。 たとえば、意見・考え方・立場・感情など...
- だいだいてき 大大的 物事を大きな規模で堂々と行うさまを意味する語である。 宣伝・展開・発表・行動などに対して用いられ、「盛大に」「全面的...
- かほご 過保護 子どもや他者に対して必要以上に手をかけたり、守りすぎたりすることを意味する言葉である。 特に、親が子どもに対して、自...
- いだてん 韋駄天 非常に足の速い人のたとえとして使うことば。 仏教における神格を持つ速さの神であり、特に「速さ」や「足の速さ」を象徴す...
- ぶんそうおう 分相応 自分の身分・能力・立場・経済力などにふさわしい状態や行動、暮らしぶりを意味する言葉である。 「分」は「身の程」や「立...
- えんびふく 燕尾服 男性用の正礼装(もっとも格式の高い礼服)の一つで、上着の後ろの裾がツバメの尾のように二つに割れて長く垂れていることか...
- あきないさんねん 商三年 商売を始めて三年は利益が出にくく、忍耐が必要であるという意味。 商売で利益を上げるようになるには三年はかかることから...
- せんにんばり 千人針 千人針とは、布帯に千人の女性が一針ずつ赤糸で縫い目を入れることで、身に着ける者の無事や武運長久を祈願する風習である。...
- あさぢえ 浅知恵 深く考えておらず、知識不足や思慮不足による浅はかな知恵や考えのことを指す。 知識や考えが浅く、十分に深く考えずに思い...
- できあき 出来秋 農作物、特に米などの穀物がよく実り、収穫の秋を迎えたことを表す言葉である。 「出来でき」は作物の実り具合を、「秋」は...
- げばひょう 下馬評 第三者が興味本位で、無責任にあれこれと噂や批評を交わすことを指す。 確証のない推測や思い込みに基づいた評判・評価であ...
- まんげきょう 万華鏡 筒状の容器の中に色ガラスやビーズなどを入れ、鏡を用いてそれらが作り出す幾何学模様をのぞき見る玩具のことを指す。 鏡の...