一粒種とは

親にとってたった一人しかいない子ども、特に一人息子または一人娘のことを指す。
文字通りには「一粒の種」であり、それが大切に育てられることから、非常に可愛がられている子どもという意味合いを含む。
子どもが一人しかいないことによる親の深い愛情や期待が込められた表現である。
日常会話や小説、エッセイなどでも情緒的に用いられる。

例文

彼女は一粒種の娘を何よりも大切にしている。
一粒種だからこそ、親の期待が一身にかかっていた。
一粒種を大学に通わせるために夫婦は節約を重ねた。
あの少年は一粒種として育ち、両親から溺愛されている。

三字熟語 一粒種
読み ひとつぶだね
英訳 only child
使用漢字