冥加金とは

神社や寺院などに対して、加護や恩恵に感謝して納める金銭のことである。
お守りや祈祷、お札などを受ける際に「代金」とはせず、「冥加(ありがたい加護)」に対する感謝として支払う意味を込めた呼び方である。
「冥加」とは、目に見えない神仏の加護や恩恵のことを指し、「冥加金」はその目に見えぬ力への謝意や信仰心の表れである。
一般的に定価ではなく「お気持ちで」と言われることもあり、金額に幅がある。

例文

・初詣の際に冥加金として千円を納めた。
・ご祈祷を受けるには冥加金が必要である。
・冥加金の金額は明示されていなかった。
・神社に冥加金を奉納して家内安全を祈願した。

三字熟語 冥加金
読み みょうがきん
英訳 offering money
使用漢字