出来心とは

ふとした拍子に湧き上がる軽い気持ちや、その場限りの衝動的な感情を指す言葉である。
特に悪事や過ちに対して、「一時の出来心でやってしまった」などと、深い計画性や悪意はなかったという意味合いで使われることが多い。
日常会話や弁明の場面でよく使われ、感情や欲望の一瞬のゆらぎが行動につながるという人間の弱さを示す表現でもある。

例文

・それは出来心だったと言っても、罪は罪である。
・出来心で万引きをしてしまい、深く後悔している。
・誘惑に負けた出来心が、大きなトラブルの原因となった。
・出来心からの発言が、人間関係にひびを入れることもある。

三字熟語 出来心
読み できごころ
英訳 impulse
使用漢字