古古米とは

収穫から2年以上が経過した古い米のことを指す。
通常、米は収穫された年のものを「新米」、翌年に持ち越されたものを「古米」と呼ぶが、それよりさらに古いものが「古古米」とされる。
古古米は長期間保存されているため、風味・香り・粘り気が落ち、食味が大きく低下していることが多い。
また、乾燥によって炊飯時の吸水性が悪くなり、炊き上がりが硬くなる傾向もある。
そのため、家庭用としてはあまり好まれず、加工用や業務用などに回されることが多い。
食品ロスの観点からは備蓄米の有効活用として重要視される側面もあるが、品質の面では新米や古米に比べて劣るとされる。

例文

・災害備蓄として保管されていた米が古古米になっていた。
・古古米をおいしく食べるために、炊飯時に水加減を工夫した。
・一般流通には適さない古古米は、主に加工品に使用される。
・古古米の有効活用が、食品ロス削減の鍵とされている。

三字熟語 古古米
読み ここまい
英訳 old-aged rice
使用漢字