大雑把とは
物事を細かい点まで注意せず、全体をざっくりと捉えて処理するさまを指す言葉である。
具体的には、行動や性格、計画などにおいて、細部への配慮や繊細さが欠けており、粗い・雑な印象を与える状態を意味する。
また、「おおよその見積もり」や「だいたいの感覚」として肯定的に使われる場合もあるが、一般には「丁寧さが足りない」「いいかげん」といった否定的なニュアンスで用いられることが多い。
例文
・彼は大雑把な性格で、細かいことをあまり気にしない。
・大雑把な計画のまま進めたせいで、途中で問題が発生した。
・料理の分量を大雑把に測ると、味がぶれてしまう。
・大雑把に言えば、今回の売上は前年度とほぼ同じだ。
三字熟語 | 大雑把 |
---|---|
読み | おおざっぱ |
英訳 | rough approximate |
対義語 | |
使用漢字 | 大、把、雑 |