小意気とは
小ざっぱりとして粋なさま、または小柄で洗練されたおしゃれさや気取りを感じさせる様子を指す言葉である。
元来「意気」とは、江戸っ子気質を反映した、さっぱりしていて色気や風情のある態度・姿勢を意味するが、「小意気」はそれをより小ぢんまりとした形で表現した語で、派手ではないが洒落た感じ、控えめながら品がある様子などに用いられる。
服装・身なり・立ち居振る舞いなどに対して、さりげない粋さや洒落っ気を表す際に用いられることが多い。
肯定的には「こざっぱりとして洒落ている」「気が利いている」などの意味を持ち、否定的には「小癪」「生意気」と受け取られる場合がある。
例文
・彼女は地味だが、小意気な着こなしが印象的だった。
・この店は装飾が控えめで、小意気な雰囲気が漂っている。
・老舗の和菓子屋には、小意気な看板が掲げられていた。
・小意気な台詞回しが、この小説の魅力の一つだ。
三字熟語 | 小意気 |
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読み | こいき |
英訳 | neat and stylish |
対義語 | |
使用漢字 | 小、意、気 |