三字熟語 - 小細工

小細工とは

目立たないようにこっそりと工夫や操作を施すこと、またはその工夫や仕掛けを指す。
多くの場合、ずる賢さやセコさを含んだ、あまり褒められないニュアンスで用いられることが多い。
例えば、策略、帳尻合わせ、見せかけの修正、相手を欺くための工夫などが該当する。
芸術や職人技の文脈では、細かい技術や工夫を意味することもあるが、一般的には「姑息な手段」や「不正直なやり口」として否定的に受け取られることが多い。

例文

・奴は選挙に勝つために小細工を弄したが、有権者に見破られて逆効果だった。
・小細工でその場をしのげても、結局は本質が問われるものだ。
・職人の仕事には、小細工では真似できない魂がこもっている。
・小細工ばかり考えるより、真正面からぶつかった方が早い。