役不足とは

与えられた役目や任務がその人の能力に対して軽すぎることを意味する語である。
「もっと重要な役割を与えられるべき人に、軽い役しか与えられていない」場合に用いる。
本来は誉め言葉としても使える表現であるが、誤って「自分には荷が重すぎる」という意味(=力不足)で使われることが多く、注意が必要である。

例文

・こんな簡単な仕事では彼には役不足だろう。
・彼女にその役を任せるのは、正直言って役不足だと思う。
・役不足ではあるが、与えられた仕事を丁寧にこなした。
・本人が「役不足」と感じるほど優秀なのだ。

三字熟語 役不足
読み やくぶそく
英訳 underutilization
使用漢字