感無量とは
言葉では言い表せないほど深く心を動かされることを意味する三字熟語である。
特に、長年の努力が実ったときや、感動的な場面に立ち会ったときなどに使われる。
「感」は感じる、「無量」ははかり知れないという意味で、合わせて「はかり知れないほどに心が動く」という表現になる。
この熟語は、感動・感慨・感謝・悲哀など、さまざまな深い感情が渦巻いている状態に用いられ、「感無量の思い」「感無量です」などと使われる。
例文
・卒業式で生徒たちの成長を見て、感無量の思いだった。
・長年の努力が実って優勝を果たし、感無量だった。
・両親に感謝を伝えた瞬間、感無量で涙が止まらなかった。
・帰国した兵士を迎える家族の姿に、誰もが感無量になった。
三字熟語 | 感無量 |
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読み | かんむりょう |
英訳 | filled with deep emotion |
使用漢字 | 感、無、量 |