水菓子とは

もともと果物を意味する言葉で、主に和食の食後に供される甘味としての果物を指す。
語源としては、果物に水分が多く含まれていることから「水の菓子」と呼ばれた。
現代では果物に加え、ゼリーや寒天など、水分を多く含んださっぱりしたデザート類も「水菓子」として扱われることがある。
懐石料理や会席料理などで、食事の最後に出されるデザートを丁寧に表現する語として使われる。
なお、江戸時代には果物は高級品であり、菓子類の中でも特別扱いされていた。

例文

食後に水菓子として季節の果物が出された。
夏は冷たい水菓子が好まれる。
水菓子の盛り合わせが美しく盛りつけられていた。
会席料理の最後に、すいかの水菓子が出てきた。

三字熟語 水菓子
読み みずがし
英訳 fruit dessert
使用漢字