三字熟語 - 注連縄

注連縄とは

神道において神聖な場所を区切るために張る縄のことである。
通常は稲藁いなわらで作られ、白い紙垂しでを下げるのが特徴である。
神社の鳥居やご神木、神棚、また正月の門松や玄関先などに飾られ、そこが清められた神域であることを示す。
また、悪霊や災厄を寄せ付けない結界の役割も果たしている。
語源は「標縄しめなわ」とされ、神を迎えるための「標しるし」の縄という意味からきているとされる。
形状や飾り方は地方や神社によって異なる。

例文

・正月になると玄関に注連縄を飾り、年神様を迎える準備をする。
・神社の鳥居には立派な注連縄が張られており、神聖な空気が漂っていた。
・注連縄は、神と人との境界を示すために重要な役割を果たす。
・地元の祭りでは、氏子たちが集まって新しい注連縄を作り直す習慣がある。