猪口才とは
「分際をわきまえずに生意気なことを言ったりしたりするさま」「小賢しく立ち回るさま」を意味する語である。
人を見下すような否定的な表現として用いられ、特に目上の人に対して無礼な態度を取ったり、子供や未熟者が利口ぶって言動する際に使われることが多い。
元は「猪口」(小さな杯)に「才」がついた語で、「小さいくせに才覚をひけらかす」といったイメージを含む。
例文
・子供が大人の会話に口を出すとは、なんと猪口才な。
・猪口才な口ぶりに、彼は眉をひそめた。
・その若者は猪口才に理屈ばかりこねて、誰の心にも響かなかった。
・猪口才な態度をとる前に、まず経験を積むべきだ。
三字熟語 | 猪口才 |
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読み | ちょこざい |
英訳 | impertinent |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 口、才、猪 |