生兵法とは

中途半端な兵法の知識や技術のことであり、未熟なまま実践しようとすることでかえって危険や失敗を招く状態を表す。
転じて、物事の知識や技術を少しかじった程度で得意になり、実際にはかえって害をなすような言動を揶揄する際に用いられる。
江戸時代の兵学や武道の文脈から生まれた語であり、「生兵法は大怪我のもと」という形でことわざにもなっている。

例文

・生兵法で立ち回った結果、余計に話がこじれてしまった。
・あの人は生兵法を振り回しては、現場を混乱させている。
・生兵法の知識に頼るくらいなら、専門家に任せた方がよい。
・生兵法は大怪我のもとという言葉を、今回ほど痛感したことはない。

三字熟語 生兵法
読み なまびょうほう
英訳 amateurish tactics
類義語
使用漢字