生半可とは

物事の知識や技術、理解が中途半端で、十分とは言えない状態を指す語である。
よく知らないのに知ったふりをするような態度や、いい加減な取り組み方を批判する文脈で用いられることが多い。
もともとは「生(未熟)」と「半可(半分ほどの理解)」という言葉の組み合わせであり、「不十分さ」や「曖昧さ」を内包する語感を持つ。

例文

・生半可な知識で議論に加わっても、すぐに見抜かれる。
・この仕事を成功させるには、生半可な覚悟では通用しない。
・彼の意見は生半可で、具体性に欠けていた。
・生半可にかじっただけでは、この分野の本質はつかめない。

三字熟語 生半可
読み なまはんか
英訳 superficial
使用漢字