真骨頂とは

その人や物事が本来持っている本当の価値、または最も優れた特徴や持ち味が発揮された状態を指す言葉である。
「骨頂」は本来「極致」「最高のところ」を意味し、それに「真」がつくことで、「真の価値」や「本質的な魅力」が際立って示される場面を表現する。
芸術家の作品、スポーツ選手の活躍、あるいは人物の行動の中で「これぞ彼(彼女)らしい」と称される際に使われる。

例文

・このシーンでの演技こそ、彼女の真骨頂と言えるだろう。
・逆境に立たされた時こそ、リーダーの真骨頂が問われる。
・試合終盤での逆転劇が、彼の真骨頂を見せつけた。
・静かな中に強さを秘めたその文章は、作家の真骨頂である。

三字熟語 真骨頂
読み しんこっちょう
英訳 true essence
使用漢字