社用族とは
会社の経費(社用)を使って、頻繁に飲食、接待、出張などを行うビジネスマンを指す言葉である。
特に高度経済成長期からバブル期にかけて、日本の企業社会に広く見られた存在である。
会社の金で贅沢をする姿勢が揶揄される場合もあり、やや批判的なニュアンスを含む。
経費による行動が日常化している社員というイメージである。
例文
・バブル時代には、夜な夜な銀座のクラブに通う社用族が多く見られた。
・あの部長は典型的な社用族で、毎晩のように接待に出かけている。
・最近では経費の規制が厳しくなり、社用族という言葉もあまり聞かなくなった。
・若手社員の中には、社用族のような働き方に嫌悪感を抱く者もいる。
三字熟語 | 社用族 |
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読み | しゃようぞく |
英訳 | expense-account worker |
使用漢字 | 族、用、社 |