素寒貧とは
財産も身なりも何もかもが貧しく、非常に貧困な状態を意味する言葉である。
「素」は何も持たないこと、「寒」は寒々しい貧しさ、「貧」はそのまま貧乏を意味し、三つの漢字が重なることで極端な貧しさを強調している。
滑稽さや自虐を込めて使われる場合もあり、庶民的・口語的な響きを持つ。
特に「俺は素寒貧だよ」といった自己言及的な形で多用される。
例文
・学生時代は素寒貧で、毎日パンの耳ばかり食べていた。
・素寒貧な暮らしでも、夢だけは諦めなかった。
・あの頃の素寒貧ぶりを思えば、今の生活は天国だ。
・素寒貧でも笑顔を忘れなかった彼に、皆が惹かれた。
三字熟語 | 素寒貧 |
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読み | すかんぴん |
英訳 | utter poverty |
使用漢字 | 寒、素、貧 |