老婆心とは

年配の女性が若者を気遣ってあれこれと助言や忠告をするような、過剰な親切心や配慮を意味する語である。
本来は「年老いた女性のような心遣い」という肯定的な意味を持つが、現代では「余計なお世話」や「過保護」に近いニュアンスで使われることもある。
「老婆心ながら申し上げますが」といった形で、忠告や助言を和らげる前置きとして用いられることが多い。

例文

・老婆心ながら申し上げますが、その案にはリスクが伴います。
・彼女の忠告は老婆心からのものだとわかっている。
・老婆心とは思いつつ、つい口出ししてしまう。
・老婆心にすぎるかもしれないが、健康には十分気をつけてほしい。

三字熟語 老婆心
読み ろうばしん
英訳 over-solicitude
使用漢字