耳学問とは

自分で本を読んだり、実地に学んだりしたわけではなく、他人の話を聞いただけで得た知識のことを指す。
実際の経験や体系的な学習に基づかず、あくまで断片的・表面的な理解にとどまっていることが多いため、知識の確かさや深さに欠けるというニュアンスが含まれる。
日常会話や評論などで、「その程度は耳学問に過ぎない」とやや否定的・謙遜的に使われることが多い。

例文

・それは耳学問で、本当に理解しているとは言えない。
・耳学問だけでは通用しない場面もある。
・彼の歴史の知識は耳学問に近いが、意外と詳しい。
・耳学問とはいえ、聞いておいて損はない話だった。

三字熟語 耳学問
読み みみがくもん
英訳 secondhand knowledge
使用漢字