三字熟語 - 藪医者

藪医者とは

腕の悪い医者、下手な医者を意味する蔑称である。
語源には諸説あるが、昔、藪の中にひっそりと住んでいた無資格や無名の医者が、技術も知識も乏しかったことから「藪医者」と呼ばれるようになったとされる。
現代では医師に限らず、物事の専門家を自称しながらも実力が伴わない者に対する皮肉や揶揄として比喩的にも用いられる。

例文

・あの藪医者にかかったら、かえって悪化してしまった。
・評判の藪医者だと聞いていたが、案の定だった。
・技術も経験もないくせに偉そうにするとは、まさに藪医者だ。
・昔は藪医者と呼ばれていたが、今では名医として知られている。