野次馬とは

事件・事故・騒動・催し物など、人が集まっている場所に興味本位で集まってくる見物人や傍観者を指す語である。
本来は、見世物や騒ぎを見に来た通行人の意味だが、好奇心だけで関係のないことに首を突っ込む軽薄な態度を含むことが多い。
野次とは「やじる=冷やかす」こと、馬は「人」を軽く見た比喩であり、江戸時代には「ひやかしの通行人」の意で使われ始めた。

例文

・火事現場には大勢の野次馬が集まっていた。
・野次馬が多すぎて救急車の通行が妨げられた。
・事件現場に来るのはいいが、野次馬になるなと言われた。
・ただの野次馬としてではなく、冷静に状況を見守るべきだ。

三字熟語 野次馬
読み やじうま
英訳 rubbernecker
使用漢字