金輪際とは
「絶対に」「二度と」「これっきり」という強い否定や断絶の意志を表す言葉である。
多くは「金輪際~ない」の形で使われ、今後いかなることがあっても絶対にしない、という強い意志や感情を伴う表現である。
語源としては仏教用語に由来し、宇宙の最下層にあるとされる「金輪際」という境界を意味する言葉から派生した。
そこから転じて、「これ以上はない」「これを限度とする」というニュアンスになり、現在では否定的な強調語として広く用いられている。
例文
・彼の裏切りを知って、金輪際あんな男とは関わらないと決めた。
・金輪際こんな失敗は繰り返さないと、心に誓った。
・あの会社には金輪際仕事を頼まないつもりだ。
・彼女は金輪際許さないという表情で、静かに去っていった。
三字熟語 | 金輪際 |
---|---|
読み | こんりんざい |
英訳 | never again |
使用漢字 | 輪、金、際 |