閑古鳥とは
本来は山野に棲む「ホトトギス(杜鵑)」の異称であるが、日本語においては転じて「人の気配がなく閑散としている様子」「商売や場所が流行っておらず、ひっそりしていること」を意味する三字熟語である。
特に、店や施設などに客が来ないことのたとえとして使われ、「閑古鳥が鳴く」という慣用表現として用いられる。
この表現には寂れた印象や経営難などの否定的なニュアンスが含まれており、ビジネスや観光業などの場面でよく登場する。
例文
・新しく開店した店だが、閑古鳥が鳴いていて客の姿が見えない。
・平日の昼間は、この通りも閑古鳥が鳴いている状態だ。
・閑古鳥が鳴いているようなサイトに、広告を出す意味は薄い。
・景気の悪化で、多くの商店街に閑古鳥が鳴いている。
三字熟語 | 閑古鳥 |
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読み | かんこどり |
英訳 | deserted empty |
使用漢字 | 古、閑、鳥 |