三字熟語 - 口忠実

口忠実とは

口数が多く、よく喋る人を指す表現である。
明るく話好きな人というポジティブな意味合いで用いられることもあるが、ネガティブな文脈では「口が軽く、なんでもペラペラ喋ってしまう人」「秘密を守れない人」という評価になることもある。
場の雰囲気をよくする存在と見なされることもあれば、軽率に発言して信用を落とす危険もあるため、文脈や口調によってニュアンスが大きく変わる表現である。
また、「忠実」という文字から一見して誤解を招くことがあるが、実際には「口が忠実すぎて何でも話してしまう＝口が軽い」という逆説的な意味が込められているケースもある。

例文

・彼は口忠実で、初対面の人ともすぐに打ち解ける。
・そんなに口忠実だと、うっかり余計なことまで話してしまうぞ。
・パーティーでは口忠実な彼女が場を盛り上げていた。
・機密情報を扱う職場では、口忠実な人は警戒されがちである。