口約束とは
書面や契約書などの正式な証拠を残さず、口頭だけで交わされた約束のことを指す。
日常的な場面では信頼関係に基づく非公式な取り決めとして使われるが、後に「言った・言わない」のトラブルに発展することもある。
法的には状況によって効力が認められる場合もあるが、証拠が残らないため、証明が困難であることが多い。
ビジネスシーンなどでは慎重に扱うべき行為とされる。
一般には軽率な約束、あるいは守られない約束の象徴として、やや否定的な文脈で用いられることが多い。
例文
・ただの口約束だったため、彼は約束を守ろうとしなかった。
・大切な取引には、口約束ではなく書面を交わすべきだ。
・彼との信頼関係があるから、今回は口約束でも問題ないと思っている。
・口約束だけでは心配なので、あとでメールでも確認しておいた。
三字熟語 | 口約束 |
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読み | くちやくそく |
英訳 | verbal promise |
使用漢字 | 口、束、約 |