左団扇とは

生活や境遇に余裕があり、のんびりと安楽に暮らしている様子を表す言葉である。
団扇は本来右手で仰ぐものだが、左手で団扇を使うほど余裕がある、つまり右手を使わずとも涼をとれるほど悠々自適な暮らしぶりということから転じて生まれた表現である。
特に、経済的に困っていない状態や、苦労が少ない状態を形容する際に使われる。

例文

・株で大儲けして、今では左団扇の暮らしをしている。
・退職後は年金と貯蓄で左団扇の日々を送っているそうだ。
・苦労ばかりの生活から一転して、左団扇となった彼を羨む声も多い。
・左団扇の生活を夢見て、日々仕事に励んでいる。

三字熟語 左団扇
読み ひだりうちわ
英訳 easy life
使用漢字