怪気炎とは

実力や根拠が伴わないにもかかわらず、大げさに強気の発言や態度を見せること、またはそのような意気込みや勢いを意味する言葉である。
「気炎」は「意気込み」「勢いのある言葉や態度」を表す語で、それに「怪」がつくことで、「不自然な」「異様な」「奇妙なほどの」といったニュアンスが加わる。
本来の実力以上に虚勢を張ったり、やたらと意気込んで見せたりする様子を揶揄する表現で、時にユーモラスな調子や皮肉を込めて使われることも多い。
「怪気炎を上げる」という慣用句としてよく使われる。

例文

・実績がないのに怪気炎を上げるだけでは、周囲の信用は得られない。
・彼は飲みの席になると、決まって怪気炎を吹き始める。
・会議の場で怪気炎を上げたものの、内容は空っぽだった。
・あの怪気炎は彼の不安の裏返しだと、みんな気づいていた。

三字熟語 怪気炎
読み かいきえん
英訳 empty bravado
使用漢字