愛弟子とは

師匠・指導者が特に愛情をもって育てている弟子のことを指す。
「愛」は慈しむこと、「弟子」は学問や技芸などを学ぶ者の意であり、「愛弟子」は単なる弟子ではなく、特に目をかけ、信頼している弟子を意味する。
芸道、武道、学問の世界などで広く使われ、しばしば「将来を託す存在」「後継者候補」などとして扱われることも多い。
なお、「愛弟子」は自称するよりも、第三者や師匠側からの呼称として用いられるのが一般的である。

例文

・その青年は師匠から最も信頼された愛弟子であった。
・愛弟子の成功は、師にとって何よりの喜びである。
・師が亡くなった後、愛弟子がその技を継承した。
・多くの弟子の中でも、彼は群を抜いた愛弟子として知られた。

三字熟語 愛弟子
読み まなでし
英訳 favorite disciple
使用漢字