昔気質とは

昔ながらの価値観や考え方、行動様式を堅く守り、現代的なやり方や流行にはあまりなじまない性質・気風を指す語である。
特に、義理人情・礼儀・責任感などを重んじる人柄や、古風で実直な性格を表す文脈で用いられることが多い。
やや時代遅れと感じられる一方で、一本筋の通った生き方、頑固ながら誠実な人物像として肯定的に捉えられる場合もある。

例文

・彼は昔気質な性格で、口約束でも絶対に守る。
・昔気質な祖父は、毎朝きちんと着替えて神棚に手を合わせる。
・今の若者には珍しいほど、昔気質な態度だった。
・昔気質と敬遠されがちだが、その実直さは信頼できる。

三字熟語 昔気質
読み むかしかたぎ
英訳 old-fashioned disposition
使用漢字