波羅蜜とは
仏教における修行の完成、すなわち「悟りの境地」に至るための実践徳目を指す。
サンスクリット語の「パーラミター」を音写したもので、「彼岸に到る」という意味を持つ。
「六波羅蜜」として、布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧の六つの徳目が説かれる。
迷いの岸(此岸)から悟りの岸(彼岸)へと至るための行いとされる。
例文
・波羅蜜を修めることで、菩薩は悟りへと近づいていく。
・仏教では、波羅蜜の実践が生き方の基本とされている。
・六波羅蜜のうち、智慧の波羅蜜は悟りの核心とされる。
・日々の行いを通じて、波羅蜜を実生活に生かそうと努めている。
三字熟語 | 波羅蜜 |
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読み | はらみつ |
英訳 | perfection |
使用漢字 | 密、波、羅 |