無神論とは

神の存在を信じない立場・考え方を指す語である。
宗教的信仰を否定し、超自然的存在(神、霊魂、来世など)の実在を認めない哲学的、思想的な立場をとる。
特に一神教の神観念に対する否定として論じられることが多い。
無神論者(atheist)は、個人の信条としてだけでなく、科学的合理主義、唯物論、世俗主義などと結びついて語られる場合もある。
宗教信仰を持つ人々とは価値観が異なるため、宗教・文化的対立の原因にもなりうる。

例文

・彼は無神論の立場から宗教に懐疑的である。
・無神論を語るには、宗教の理解も必要だ。
・無神論者として知られる哲学者の著作を読んだ。
・無神論と道徳の関係について議論が交わされた。

三字熟語 無神論
読み むしんろん
英訳 atheism
対義語
使用漢字