猿芝居とは

もともとは猿が芸として演じる見世物を意味していたが、そこから転じて「下手で見え透いた芝居」「嘘やごまかしがすぐにわかるような演技や行動」「稚拙な振る舞い」を指す言葉として使われるようになった。
演劇的な文脈での比喩として、「見え見えの嘘」「ごまかしの演技」「茶番劇」などに対して使われ、しばしば侮蔑的・否定的な意味合いを持つ。

例文

・あの謝罪会見はどう見ても猿芝居で、誰も信用していなかった。
・彼の言い訳は猿芝居のようで、周囲の失笑を買った。
・政治家たちの討論会がまるで猿芝居に見えてしまうのが悲しい。
・子どもの嘘など猿芝居のようなものだが、それも成長の一環だろう。

三字熟語 猿芝居
読み さるしばい
英訳 a cheap performance
類義語
使用漢字