珍無類とは

非常に珍しく、他に類を見ないこと。または、そのように珍しいもの自体を指す語である。
「珍」はめったにないことや貴重さを、「無類」は「比べるものがない」つまり類例が存在しないことを表し、両者が合わさることで「この世にめったに存在しないほど珍しいもの・こと・人」という意味になる。
古典的表現であり、文学的・詩的に使われることが多い。

例文

・この宝石は珍無類の美しさを誇っている。
・珍無類の才能を持つ少年は、たちまち注目の的となった。
・その生物は、研究者の間で「珍無類の存在」とされている。
・珍無類な逸品を手に入れるために、彼は世界中を旅している。

三字熟語 珍無類
読み ちんむるい
英訳 one of a kind
使用漢字