白装束とは
白い衣服一式のことで、宗教的・儀礼的な場面で着用される。
日本では特に、死者に着せる服としての印象が強く、旅立ちや浄化、死後の世界への備えを象徴する。
仏教においては、死装束や巡礼者の衣装として用いられるほか、神道では神職や神事の際の服装でもある。
また、歴史的には修験道の行者や、ある種の抗議・儀式的行動(例:終末思想的な宗教行動)に用いられることもあった。
例文
・遺体には白装束が丁寧に着せられていた。
・彼らは白装束で山に入り、厳しい修行を行った。
・巡礼者たちは白装束をまとい、祈りを捧げながら歩いていた。
・終末思想の集団が白装束で列を成す姿が、社会に衝撃を与えた。
三字熟語 | 白装束 |
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読み | しろしょうぞく |
英訳 | white ceremonial robe |
使用漢字 | 束、白、装 |