益荒男とは

勇ましく、力強く、男らしい立派な男性を意味する古語である。
語源は「ましらお(増し男)」とも言われ、「強い男」「勇者」の意を含む。
古典文学や神話・伝承、詩歌の中で用いられることが多く、特に戦場での勇敢な武士や雄々しい振る舞いをする男性を称える際に使われた。
現代ではやや文語的・詩的な表現とされ、文学的な場面や厳かな式典の詞章などで目にすることが多い。

例文

・古の益荒男たちは、国を守るため命を賭して戦った。
・彼の毅然とした姿は、まさに現代の益荒男である。
・神話に登場する益荒男は、神に等しい強さを持っていた。
・詩人は青年の凛々しさを「益荒男」として讃えた。

三字熟語 益荒男
読み ますらお
英訳 brave man
使用漢字