絵空事とは
現実にはあり得ない大げさなこと。
現実にはあり得ないような非現実的なこと、または現実味のない空想や作り話を指す。
もとは「絵に描いたような空の話」という意味合いで、華やかではあるが根拠も実体もなく、実現性のない話を揶揄する言葉である。
画家が絵を描く時に、現実にないようなものを描いたり、誇張した表現で描いたりすることから。
特に政治・経済・理想論などの文脈で、「それは絵空事に過ぎない」などと使われ、非現実的な発言や計画に対して批判的に用いられる。
例文
・理想ばかり語っていても、それが絵空事なら何の意味もない。
・政治家の公約が絵空事にならないよう、国民が監視する必要がある。
・子どもたちの将来を託すには、夢物語ではなく現実を見据えた計画が要る。絵空事では済まされない。
・映画の中の話とはいえ、あまりにも現実離れした絵空事で笑ってしまった。
三字熟語 | 絵空事 |
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読み | えそらごと |
英訳 | pipe dream |
使用漢字 | 事、空、絵 |