茶番劇とは

本来は、江戸時代の芝居小屋などで行われた滑稽で単純な余興劇を指す言葉であったが、現代では「見え透いたごまかし」「出来レース」「筋書きが明白なやらせ」などの意味で使われることが多い。
真面目に行われているように見せかけた物事の裏に、嘘や演技が潜んでいる場合によく用いられる。
特に政治的なパフォーマンスや不正を隠した会見などに対して批判的に使われる。

例文

・その記者会見は誰の目にも明らかな茶番劇だった。
・茶番劇のような議論では、国民の信頼を得られない。
・結末が最初から決まっている茶番劇に参加するつもりはない。
・彼らの謝罪は真剣さのかけらもない茶番劇に過ぎなかった。

三字熟語 茶番劇
読み ちゃばんげき
英訳 farce
使用漢字