走馬灯とは

走馬灯とは、もともとは内部に火を灯して回転する灯籠の一種であり、外側に貼られた絵が光とともに回転して映し出される仕組みの装飾品である。
そこから転じて、記憶や映像が次々と現れては消えていく様子を形容する言葉として用いられる。
特に「走馬灯のように思い出がよみがえる」「走馬灯のように人生が駆け巡る」といった表現で、死の間際に一生の記憶が一気によみがえる情景などに使われることが多い。

例文

・事故の瞬間、走馬灯のように人生の記憶が頭をよぎった。
・古いアルバムを見ると、走馬灯のように懐かしい日々が思い出される。
・走馬灯の映像が、心の奥に眠る記憶を呼び起こした。
・死に際の走馬灯というのは、本当にあるのだろうか。

三字熟語 走馬灯
読み そうまとう
英訳 life flashing before one's eyes
使用漢字