長広舌とは

話が長く、延々としゃべり続けること。
特に、弁舌が巧みでよどみなく長時間にわたって話す様子を指すが、場合によってはくどくて飽きるような長話に対して皮肉や批判の意味を込めて使われることもある。
元は漢詩や文章中に見られる表現で、古典的な語感を持ちつつ、現代でも批評的な文脈などで使われる。

例文

・彼の長広舌には誰も口を挟むことができなかった。
・会議の場で長広舌をふるわれ、予定が大幅に押してしまった。
・聴衆はその長広舌に飽きて、次第に退屈そうな顔を見せ始めた。
・長広舌も内容があれば人を引き込む力になる。

三字熟語 長広舌
読み ちょうこうぜつ
英訳 lengthy speech
使用漢字