不料簡とは
思慮や分別が足りないこと、または考えが至らず軽率なふるまいをすることを指す語である。
「料簡」は考え・判断・思慮の意味を持ち、「不」をつけることでそれを欠いた状態を表す。
相手の言動や態度に対して「なんて不料簡なやつだ」と使われるように、批判や非難の語調で使われることが多い。
やや古風な表現ではあるが、時代劇や文芸作品などでもしばしば見られる。
例文
・あのような不料簡な発言は慎むべきだ。
・不料簡から大きな誤解を招いてしまった。
・若気の至りとはいえ、不料簡が過ぎた。
・彼の不料簡が原因で、話がこじれてしまった。
三字熟語 | 不料簡 |
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読み | ふりょうけん |
英訳 | thoughtlessness |
類義語 | |
使用漢字 | 不、料、簡 |