分水嶺とは
地理学的には雨水が異なる川や海へ流れ分かれる境界となる山の尾根や地形のことを指す。
雨がどちら側に降っても違う水系へと流れる地点であり、「分水界」とも呼ばれる。
比喩的には、物事の重大な分かれ目や転機、運命を左右する重要な局面を指す語としても使われる。
個人の人生、政治、経済、歴史的な流れなどの「ターニングポイント」を象徴する表現として使われることが多い。
例文
・この選挙は国の未来を左右する分水嶺となる。
・登山中に分水嶺を越えると景色が一変した。
・彼にとってあの出会いが人生の分水嶺だった。
・この技術革新は業界にとっての分水嶺である。
三字熟語 | 分水嶺 |
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読み | ぶんすいれい |
英訳 | watershed |
使用漢字 | 分、嶺、水 |