懐具合とは

金銭の持ち合わせや経済的な状況を表す語である。
もともと「ふところ」は着物の胸元にある袋のことで、そこに金品を入れて持ち歩いていたことから、転じて「所持金」や「経済状況」を指すようになった。
「具合」は状態や様子を意味し、「懐具合」で「金銭のあり具合」「財政状態」という意味になる。
日常会話では「今月は懐具合が厳しい」などの形で用いられる。

例文

・今月は出費が多くて懐具合が心もとない。
・ボーナスのおかげで懐具合が少しよくなった。
・旅行の計画は懐具合を見て決めよう。
・年末年始は懐具合に注意しないと赤字になる。

三字熟語 懐具合
読み ふところぐあい
英訳 financial situation
使用漢字