既知数とは

すでに値(数値)がわかっている数、あるいはあらかじめ与えられている定数を指す数学用語である。
特に方程式や数式の中で、変数(未知数)に対して、値がすでに明確に決まっている数を「既知数」と呼ぶ。
数式を扱う場面だけでなく、論理的な推論やアルゴリズムの設計などでも、「既に与えられた情報(定数)」という意味で使われることがある。

例文

・この方程式における既知数は、すでに問題文で与えられている。
・解析を簡略化するため、既知数を先に代入しておくとよい。
・プログラムでは、初期値として設定する既知数が演算の安定性を左右する。
・未知数を求めるには、まず既知数の整理が必要である。

三字熟語 既知数
読み きちすう
英訳 known value
対義語
使用漢字