無礼講とは

通常の礼儀作法や上下関係、格式などを一時的に取り払って、上下の差なく打ち解けて楽しもうとする集まりや宴会を指す。
特に職場の宴会や公式な場の懇親会などで、上司や目上の人が「今日は無礼講で」と言うことで、部下も遠慮せずに振る舞ってよいという合図となる。
ただし、形式上の言葉にとどまり、実際には上下関係が残る場合も多く、使いどころや相手への配慮が必要とされる。

例文

・今夜は無礼講だから、気にせず飲んでくれ。
・無礼講とはいえ、上司への礼儀は忘れなかった。
・忘年会は無礼講の雰囲気で盛り上がった。
・無礼講の席で本音を聞けたのは大きな収穫だった。

三字熟語 無礼講
読み ぶれいこう
英訳 informal party
使用漢字