筆不精とは

手紙や文章を書くことが億劫で、あまり書かない性格や習慣のことを指す語である。
特に、手紙のやりとりが当たり前だった時代においては、「返事を書かない」「なかなか連絡しない」といった意味合いでよく用いられた。
「筆」が手紙や文章を書くことを表し、「不精」はめんどうがる性格を意味するため、「筆不精」で「まめに書かない人」のこととなる。

例文

・筆不精のため、つい返事が遅くなってしまった。
・彼は筆不精だが、会えばよく話す。
・筆不精なので、年賀状は毎年苦労する。
・筆不精をわびる手紙が届いた。

三字熟語 筆不精
読み ふでぶしょう
英訳 poor correspondent
使用漢字