金字塔とは

本来はエジプトにあるピラミッド(Pyramid)を指す語で、「金の字の形に似た塔」という意味から漢字で「金字塔」と表記されるようになった。
古代エジプトのピラミッドが壮大かつ永続的な建造物であることに由来して、転じて「後世に残る偉大な業績」や「不朽の功績」を象徴する言葉として使われる。
現代日本語では、主に比喩的な意味で使用されることが多く、「文学界の金字塔」「科学史における金字塔」などのように、ある分野において画期的・決定的な成果や作品を称える際に用いられる。

例文

・この小説は、近代文学の金字塔として語り継がれている。
・彼の研究は、物理学史における金字塔といえる成果である。
・金字塔を打ち立てた人物として、彼の名は永遠に残るだろう。
・技術革新の金字塔として、後世に大きな影響を与えた発明だ。

三字熟語 金字塔
読み きんじとう
英訳 milestone
使用漢字