三字熟語 - 一隻眼

一隻眼とは

一つの目、片目のこと。
物事の本質を見抜く特別な優れた眼識のこと、また独特の批評眼のこと。
「隻眼」とは「片方の目」という意味だが、ここでは単に片目で見るという意味ではなく、物事の核心を見極める鋭い視点を持っていることを表す。
特に、芸術や学問、経営などの分野で、深い見識を持つ人物を評価する際に使われることが多い。

例文

・彼は一隻眼の持ち主であり、どんな作品でもその価値を正確に見抜く。
・経験豊富な投資家は、一隻眼をもって有望な企業を見極めることができる。
・彼の一隻眼によって、この発掘現場の遺物の価値が再評価された。
・名監督の一隻眼にかかれば、無名の俳優でも一流のスターへと成長する。