不穏当とは
言動や行動、考え方などがその場の状況や常識に照らして適切ではないこと、妥当でないことを意味する。
「穏当」は穏やかで妥当なさまを表す語であり、その否定形である不穏当は「場にそぐわない」「不適切」「角が立つようなこと」として批判や注意の文脈で用いられる。
主に公的な発言、表現、政策、提案などについての是非を論じるときに使われ、ややかしこまった語感を持つ。
例文
・あの場であの発言をするのは不穏当であった。
・記事の見出しが遺族感情を逆なでし、不穏当との批判を受けた。
・不穏当な処置が原因で、事態はさらに悪化した。
・社長の発言が不穏当だとして、謝罪文が公表された。
三字熟語 | 不穏当 |
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読み | ふおんとう |
英訳 | inappropriate |
類義語 | |
使用漢字 | 不、当、穏 |