大団円とは

芝居や物語の最後にすべての登場人物が登場し、争いや事件が解決されて、めでたく終わる場面を指す語である。
元々は歌舞伎などの演劇用語で、終幕にあたる華やかな場面を意味していた。
そこから転じて、現代では物事がうまく収まって円満に終わることや、物語や人生の「ハッピーエンド」を表す語として広く使われている。
単なる終結ではなく、「満足感のある結末」「すべてがうまくまとまる最終段階」というニュアンスがある。

例文

・長年続いた争いは、ついに大団円を迎えた。
・映画は予想通り、大団円で幕を閉じた。
・彼の人生は多くの苦労を経て、大団円となった。
・話し合いの末、全員が納得する形で大団円に至った。

三字熟語 大団円
読み だいだんえん
英訳 happy ending
使用漢字